昨日の北京オリンピック開会式。 ( No.30 ) |
- 日時: 2022/02/05 12:47
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=lGwNOnI2dNA
- 東京オリンピックのときは各国の選手団が入場する時、ゲーム音楽が使われていましたが、
この北京オリンピックはどうするのかなと興味があって見てました。
そうしたら、有名なクラシック音楽ばかりで。西洋のだし。
ウィリアム・テル序曲とか威風堂々とかトルコ行進曲とか まるで小学校の体育大会みたいだなと(私は小6の時放送委員。「雷電」もかけました)。
中国人の方はこの選曲をどう思うのかな、と気になりましたね。フム。
で、最後の中国選手団の時だけ、自分の国の曲、というオチつき(笑)
「北京」で「クラシック」ときて、 ハンガリー選手の入場の時にかかったのが、ブラームスの「ハンガリー舞曲」で。
それで思い起こされたのが、
1978年7月23日(YMO基本年代です)、TBSで『北京にブラームスが流れた日』という番組が放送されました。(14:54〜) 文化大革命でダメだったクラシックが中国で解禁になり、 日本人の小澤征爾さんが中国に渡って北京中央楽団を指揮したこのドキュメント番組を YMOはアルファスタジオで一緒に観たと。
YMOのファーストアルバムの曲順は、主要曲が出来た順です。 A面は細野さん自身が用意していた曲であり、構想があったんだけれど、 B面は実は全くノープランだったんですよね(笑)
A面を作っていく間に、ほかの二人とコミュニケーションがとれて、見えてくるだろうと、 そういう腹づもりだったみたいです。
で。『北京にブラームスが流れた日』をメンバーが一緒に観たことで、 B面をどうするかとか、強面のステージパフォーマンスとか髪型とか制服とか YMOの方向性がその場で一気に固まったと。有名なエピソードですね。
教授は1週間後にはブラームスと中国(北京)を意識した楽曲、「東風」を作ってきたし。
・・・そんなことを考えながら北京オリンピックを観ています(笑)
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映画『中国女』トレーラー。 ( No.31 ) |
- 日時: 2022/02/06 12:04
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=UGu0W-BfnBg
- 『中国女』(ちゅうごくおんな、原題:La Chinoise、「中国女性」の意)は、
1967年に製作・公開された、ゴダール監督のフランス映画。
毛沢東による『文化大革命』(1966年〜1976年)の影響が フランスにもおよび、映画では67年初夏のパリの青年たちを描いています。 『文革を説く、朗々(66)の毛沢東』
76年に毛の死去により、文革は77年、終結宣言にいたりました。
『ナム(76)アミダブツ、毛沢東死す』(笑)
で。78年クラシック解禁→YMOのファーストB面と。
YMO中心史観者が語る世界史(笑)
1978年7月23日、TBS『北京にブラームスが流れた日』放送はYMO史における転機のひとつですね。
『悩(78)んだ馴染み(723)の、ファーストB面』(笑)
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バロック女。 ( No.32 ) |
- 日時: 2022/02/07 12:09
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=2oDP1Tg-NE8
- 以前にもご紹介させていただいた
楽器ハープシコードによる素晴らしい解釈のカバーです。
コメント欄に「La Femme Baroque(バロック様式の女)」とありました。
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中国女のベース&ドラム・カバー。 ( No.33 ) |
- 日時: 2022/02/08 12:20
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=2V284pfuvto
- 『公的抑圧』バージョンですね。
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加持香水。 ( No.34 ) |
- 日時: 2022/02/09 09:59
- 名前: ギーガ
- 参照: https://blog.goo.ne.jp/kurashige_2007/e/0d8e26a09a2e9eb35f1c73453d7bc563
- 『公的抑圧』のジャケットの下に書いてあります。
「かじ・こうずい」と読みます。 「加持」とは「加持祈祷」の「加持」のこと。
〈仏教語〉真言密教で、仏前に供える香水(=諸種の香を混ぜた水)を加持によって浄化し、神聖にする儀式。また、その香水。 これを行者自身や壇場に注いで、行者の心身や壇場を清浄にする。
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加持香水その2。 ( No.35 ) |
- 日時: 2022/02/10 12:55
- 名前: ギーガ
- 参照: https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1035123781/
- 『穴太(あのう)流 六観音合行(ごうぎょう)供養法』に同じ図版がありました。
“次、加持香水”と書いてある左下に位置するイラストです!
見つけたときは、さすがに身体がふるえました(笑)
その上にある火の玉というかほうき星みたいなイラストは YMO2000−20ツアーブック『スートラ』の表紙にも大きく同じものがありますが、残念ながら存じ上げません。 ご存じの方はお教えください。
一応私の推測を言っておくと。 銅版画なので別の素材からの引用。 工作舎(細野さんがよく読んでいた)から出版されているような、 17世紀ドイツ出身の学者であるアタナシウス・キルヒャー(Athanasius Kircher)の著作物あたりかな と思っています。 月食とか彗星とか幻灯機とか。楕円でなくて正円。なかのクレーターみたいな柄がポイント。
こういう謎解きは面白いですよね〜。
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中国女の主旋律のハーモニー。 ( No.36 ) |
- 日時: 2022/02/11 10:00
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=bmwMtR0O0Fs
- ハーモニーの可視化が楽しい。
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ヴォーグ。 ( No.37 ) |
- 日時: 2022/02/12 12:48
- 名前: ギーガ
- 参照: https://in.spicagraph.com/other/lovefont-2014/
- 『PUBLIC PRESSURE』ジャケットのタイトル文字は
ファッション誌VOGUEのロゴと同じファントです。
上部の『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』が回路風のロゴだったので、 対照的に“伝統的なもの”を選ばれたようです。
それはディド(Didot)というフォントで、 18世紀末〜19世紀初期にフランスの活字製造者“ファルマン・ディド”が作った活字をもとにデザインされています。 おしゃれ、優美、女性的な雰囲気を持ち書店で並んでいる女性ファッション誌によくみかけます。直接関係ないですがヒューマン・リーグの「LEAGUE」にも(笑) 数字に特徴あり。
ちなみに縦書きの『公的抑圧』に使われた書体は隷書(れいしょ)。 レコード帯『音楽殺人 高橋ユキヒロ』と同じでしたね!
中国の秦の時代に小篆、印篆が作られ、漢の時代に隷書が作られました。 (日本の紙幣には印鑑があります。表面が印篆で、裏面が小篆です)
YMOや立花ハジメさんからフォントや書体に興味を持った人って実は多いんじゃないでしょうか。
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中国女のアッコちゃんパート。 ( No.38 ) |
- 日時: 2022/02/13 12:29
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=WLNONB09P8k
- 以前にもご紹介させていただきました。
私はサビで聴こえるこのパートのフレーズが大好きです!
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公的抑圧版の中国女。 ( No.39 ) |
- 日時: 2022/02/14 19:08
- 名前: ギーガ
- あらためて私の耳が楽しんで聴いていたのは
Aメロ・・軽快な主メロと心地よいベースライン サビ・・アッコちゃんが弾いてるバッキングフレーズ(むかしは、Liveでもコンピュータが奏でていると勘違いしていた) 間奏・・フランス語 Aメロ・・主メロを聞き流し サビ・・ユキヒロさんのやっとでてきたボーカル! Aメロ・・単なるリピートと思いきや主メロが勇壮に変わり、カタルシスを感じる!
わかりやすい、短いモチーフを 組み合わせ、 繰り返していって、 最後盛り上がるところは のちのアブソリュート・エゴ・ダンスもそうですね。女性の声が入る所なんかも。
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