あがた森魚『日本少年 ヂパング・ボーイ』。 ( No.5 ) |
- 日時: 2022/10/18 13:34
- 名前: ギーガ
- ヴァージン・ヴィズの曲は
上記の、アニメうる星やつらのエンディング、加山雄三のドラマ探偵同盟のオープニング以外にも アニメみゆきや、辻沢杏子さん扮するリンゴちゃん主演の翔んだライバルの主題歌でも流れてました(今思えば全部、フジテレビだな)。
ヴァージン・ヴィズのボーカル、A児が実は、あがた森魚という人で 70年代に面白いアルバムを作っていたことは、 高校に入って日本のロックを掘り下げて聴いている友人から教えてもらいました。
特に、1976年1月リリースの2枚組の大作『日本少年 ヂパング・ボーイ』は プロデューサーが細野さん&矢野誠さんで、コ・プロデューサーが鈴木慶一さん(このアルバムの細野さんや矢野さんの仕事を見ていて、プロデューサーとはどんなことをやるのか学んだそうです)。 ミュージシャンがムーンライダーズ系、ティンパン系、コーラスがシュガーベイブと勢揃い(最強ですね)。ソロデビュー直前のアッコちゃんも参加していました。
函館で暮らす少年が、世界一周音楽の旅をするというコンセプトアルバム。 これを作ったあがた森魚なる人は、表現者としてスゴイ!と圧倒されましたね。
1曲選べといわれれば、一番印象に残ったのが、 この「薄荷糖(はっかとう)の夏」です。最初、数秒間、波の音があってから曲に入ります。
つづく。
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矢野顕子「気球にのって」。 ( No.6 ) |
- 日時: 2022/10/19 12:37
- 名前: ギーガ
- 世界一周音楽の旅、名盤『日本少年』を聴いていてたのしいのが
その引用の多さと多様性です。そこにちょっと文芸調の詞がのっかって、あがた森魚しか描けない独創的な世界を作っています。
なので、やってる手法は素材こそ違えど、のちのフリッパーズ・ギター(ちなみにわたくしと同い年)みたいだなと思いました。
「薄荷糖の夏」なんか、ビーチボーイズの「ヘルプ・ミー・ロンダ」やクリスタルズ「ダ・ドゥ・ロン・ロン」風の 装飾がじつに愉快じゃないですか。
これが2枚組全編にわたってるんですから、そのあがた森魚さんの広範な音楽性と、アイデア量、 創作の自由さに圧倒された、と言う次第なんです。
さて。
細野さんは『日本少年 ヂパングボーイ』のプロデュースのあと 自身の『泰安洋行』の制作に入りますが、これは影響受けてますね。洋行ってぐらいですから。
また、1976年7月25日リリースされた名盤『泰安洋行』と、同日にリリースされたのが アッコちゃんのデビューソロアルバムである、名盤『ジャパニーズ・ガール』。
アッコちゃんは『日本少年』のレコーディングにも参加していて リスペクトをこめて、『日本少年』から『日本少女→ジャパニーズ・ガール』としたそうです。
1955年生まれですから、21才(スゲエ)の作品。
で。いま『日本少年』と『ジャパニーズ・ガール』を聴き返しておもったのが、 A面1曲目の「気球にのって」の2分45秒あたりから入る、アッコちゃんのピアノのフレーズ。
これって「薄荷糖の夏」のAメロのフレーズですよね! 何十年もかかりましたが、自力で気づけてウレシイ。
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矢野顕子「丘を越えて」。 ( No.7 ) |
- 日時: 2022/10/20 16:40
- 名前: ギーガ
- 『ジャパニーズ・ガール』1976年収録の「丘を越えて」では
あがた森魚さんもボーカルで参加しています。
オリジナルの楽曲(もともとのタイトルはピクニック)の良さを アレンジと歌唱によって引き出していると思います。
文語調で男性が歌っているような歌詞を女性がうたうことで 父が良く口ずさんでいた曲を、娘が想い出して歌ってるようにも聴こえます。
オリジナルの「丘を越えて」(作詞島田芳文、作曲古賀政男、歌藤山一郎)1931年なので、いまから91年前の楽曲。 アッコちゃんのカバーは1976年で、もうかれこれ46年経ちましたから ちょうど半分。
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ジャスティス「ホースパワー」。 ( No.42 ) |
- 日時: 2023/01/12 12:24
- 名前: ギーガ
- 「テクノポリス」のサビと似たメロディが
後半に登場します。
この曲の存在は 10年位前にブログ「YMOとかPerfumeとかテクノ系?」で 教えていただきました。
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ジャパンタイムスの記事。 ( No.44 ) |
- 日時: 2023/03/03 13:01
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.japantimes.co.jp/culture/2023/01/21/music/yukihiro-takahashi-ymo-legacy/
- 逝去されてさほど時がたつこともなくJAMES HADFIELDさんという方がジャパンタイムスに寄せた追悼記事(1月21日)のこの結びは
まさにこのスレッドでたびたび主張しているわが意を得たり。
外国の方でも同じようなことをずっと考えていた人がいらっしゃったのだなアと感慨深いものでした。
【結び】 When a notable artist dies, it’s common to emphasize their individual achievements. Yet Takahashi’s career was a testament to something just as inspiring: how the greatest art is often created through collaboration.
著名な芸術家が亡くなると、個人の功績を強調するのが一般的である。 しかし、高橋のキャリアは、コラボレーションによって最高の芸術がしばしば生まれることが起こるという、刺激的なことを証明するものであった。
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「オープンド・マイ・アイズ」のベースカバー。 ( No.50 ) |
- 日時: 2023/07/12 13:11
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=1b3NP6NC7-A
- こんなベースラインだったのですね。たのしい。
逆に。YMO『浮気なぼくら』(83年)収録のオリジナルは なんであんなにベースが小さくしたのかなァ。
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「リップル 波紋」のカバー。 ( No.69 ) |
- 日時: 2023/09/20 13:41
- 名前: ギーガ
- 参照: https://www.youtube.com/watch?v=GQ9ElkPyzqI
- この曲をカバーしてくれるなんてうれしいですね。
Cパートの音色がオルガンぽくなると フランシス・レイぽくなるなと。
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きっとうまくいく ( No.71 ) |
- 日時: 2023/09/24 18:39
- 名前: ギーガ
- 折りにふれ書いていますが、主なアップトゥデートな情報のソースはtoniaさんの「YMO yotei」などを初めとするサイトから収集しています。
YMOお三方に関する、日々の情報量は膨大ですので(メンバー3人中、2人がお亡くなりになった今でも!)、 このフォーラムではそれらから ユキヒロさん中心に絞って淡々とピックアップしております。
なので、より広くお知りになりたい方は、特にtoniaさんの素晴らしい「YMO yotei」をご覧いただくことがオススメです。 (いつもtoniaさんの情報収集、整理、精査されるその労力には感服しております)
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Re: きっとうまくいく10 ( No.72 ) |
- 日時: 2023/09/24 22:55
- 名前: 名無し
- toniaさんのパクリしてるなら、もうつまらない書き込みやめたら?
俺ぐらいだろ、こんな返信してあげて意見を伝えてるのは。 ギーガの書き込みは、ウザイ‼️ 本当にやめてくれ。
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