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きっとうまくいく5
日時: 2021/02/21 16:29
名前: ギーガ
参照: http://www.mryt.com/forum/main/read.cgi?mode=past&no=30472

「きっとうまくいく4」は過去ログに移りました。

これでしばらく、スパムの襲撃におびえることなく生活できます。

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夢見る約束。 ( No.75 )
日時: 2021/05/11 10:17
名前: ギーガ

お聴きいただいたのは『フィルハーモニー』1982年5月21日リリースの
初回盤に特典で付いていたソノシートの「夢見る約束」。貴重なものです。

「青い山脈」のオマージュのようなこの曲は、きっとゲルニカ(戸川純&上野耕路&太田螢一)の影響だろうなと
昔は思っていました(81年の9月に出会っている)。

ところが。以前に「気流の鳴る音」のところでお話ししたように、
オクラ入りした日立のTVCM用に作られた曲だったのです。

CMですから当然、映像があるわけで、
細野さんはそれにもとづいて音楽をつけてるはず。

「夢見る約束」の曲想は、ゲルニカの影響なのか、
その日立CMの映像におうところが大きいのか。

残念ながら、映像を見ないとなんともいえません。
青い山脈2。 ( No.76 )
日時: 2021/05/12 12:31
名前: ギーガ

これは余談。

動画は、松田聖子さんの髪型からいって1984年8月発売の細野さん作曲「ピンクのモーツァルト」の頃でしょう。

「思い出のメロディー」という番組で、
「青い山脈」を歌う藤山一郎さん(73才)の両サイドを、
松田聖子さん(22才)と中森明菜さん(19才。高中正義さん作曲の「十戒」のころ)が華を添えているという。

戦後歌謡曲の歴史を端的にあらわしたような貴重な映像です!
入試問題に! ( No.77 )
日時: 2021/05/12 18:13
名前: ギーガ

5/8(土)放送のNHKラジオ「マイあさ!」でのユキヒロさんのお話によると、

著書『心に訊く音楽、心に効く音楽』が中学の入試問題になったそうです!!!

日立「インターフェイス」のCM曲のカバーを聴く。 ( No.79 )
日時: 2021/05/16 12:25
名前: ギーガ
参照: https://www.youtube.com/watch?v=JwJqrSXCGUQ

細野さん自身が出演した日立「インターフェイス」CM曲。
動画の映像はそのCMそのものです。音声だけがカバーされています。

オクラ入りした「夢見る約束」が使われた82年のCMも日立さんでしたね。
サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」。 ( No.81 )
日時: 2021/05/18 12:43
名前: ギーガ

「天国のキッス」(83年4月27日発売。5月9日オリコンチャート1位)のあと、松田聖子さんを当時担当されていた若松宗雄ディレクターは
ひきつづき聖子さんのシングル用の曲を細野さんに依頼します。

しかも、今度はレコード大賞ねらいだと(笑)

でさらに若松Dは
サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」(70年)のような荘厳で普遍性のある曲が欲しい、とリクエストしたんだそうです。

※現在、YOUTUBEに若松宗雄さんご自身による回顧録がアップされています。詳細はそちらをどうぞご覧ください。

この曲と、出来上がった「ガラスの林檎」とは似ているところはないと思います。
まあ、あくまで方向性の参考、ということでしょう。



さて。若松さんはご存じだったかどうかわかりませんが、
実は、はっぴいえんどを結成しこれから「日本語のロック」を創造しようとしていたときに
松本隆さん(当時20才)が、細野さん(当時22才)になにか詞の参考になるようなものはないかと尋ねたところ、
手渡されたのが、奇しくもサイモン&ガーファンクルのアルバム『明日に架ける橋』だったのです。

細野さんは当時サイモン&ガーファンクルの音楽に一目置いていたということですね。
その極めて内省的で深みが感じられる詩性にも。



またこの「明日に架ける橋」の原題「ブリッジ・トラブルド・ウォーター」をもじって
YMOのファーストアルバム78年で「中国女」と「マッド・ピエロ」の間をつなぐ“ブリッジ”の役割をしている小曲を、
「ブリッジ・オーバー・トラブルド・ミュージック」と名付けたのでした。
ガラスの林檎。 ( No.82 )
日時: 2021/05/19 12:42
名前: ギーガ

1983年8月1日発売、8月15日にオリコンチャート1位になりました。

ちなみにレコードでドラムを叩いているのは、鈴木さえ子さんです。

あがた森魚「禁区」のカバー。 ( No.83 )
日時: 2021/05/20 13:34
名前: ギーガ

この約40年にわたる数多のカバーの中で
一番の推しです! 

1993年に発表した、カバー・アルバム『イミテーション・ゴールド』収録されています。
禁区。 ( No.84 )
日時: 2021/05/21 12:37
名前: ギーガ

この曲は、1983年9月7日発売、9月17日オリコンチャート1位になりました。

編曲は細野さんと萩田光雄さん。
全編にわたって入っているギター、シモンズのフィル、コーラス、ストリングスのかけあがりがすごいですね。

萩田光雄さんはほかに、「風の谷のナウシカ」、ユキヒロさんの「青空」「精一杯の微笑み」のストリングスアレンジをされています。



No.78の動画で映っている高橋幸宏音源のリンドラムを基本に、
ユキヒロさんが叩いたシモンズの電子ドラムで、フィル(おかずのこと)を重ねて入れていると思われます。(間違ってたらすまん!)
それにしても、たくさんフィルが入っていましたね!(笑)


YMOでパットの形が六角形をしているシモンズの使用といえば、83年の「禁区」「過激な淑女」と散開ライブ。

No.59の映像でおわかりのように、海外のロケッツというバンドが81年、すでにシモンズを使っていて、
YMOは83年ですから結構遅かったのですね。シモンズは80年の発売。

どうして遅かったのか。

ネットで調べてみたところ、どうも当時のシモンズの音は鳴らすと最後トーンが下がるみたいで、
それがYMOのお気に召さなかったみたいです。

それで、83年になって後継機のシモンズで、叩くとリンドラムの音源を同期で鳴らせるようになってから、
使用したみたいです。

まあ、一般的にシモンズが有名になったのはCCBの「Romanticが止まらない」85年1月からですけどね。
凶と区。 ( No.85 )
日時: 2021/05/22 12:41
名前: ギーガ
参照: https://news.goo.ne.jp/article/postseven/entertainment/postseven-644384.html

『禁区』について、2020年9月24日にNHKでで放送された
『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』で作詞家の売野雅勇さんは次のように語っていました。

 「コピーライター時代に(フォークグループの)アリスの中国・北京公演(81年5月)に同行したことがあったんです。
そのときに会場内を歩いていたら裏手にドアがあって、
そこに大きな文字で『禁区』と書いてあったんです。
実はこの文字に、これまで味わったことのない、ものすごい拒絶感のようなものを感じたんです。
そのときに、いつか『禁区』というフレーズを使いたいと思ってきたんです。
それが、明菜の作品のタイトルになったわけですが、
結果的に作品としてもインパクトもあって自分としても気に入っています。」 

YOU TUBEには「禁区」のボーカルのレコーディング風景の貴重な動画があがっていますので、興味がある方はご覧ください。
※1983年10月12日発売のファーストビデオ『NEW AKINA エトランゼ 中森明菜 in ヨーロッパ』のものと思われます。
「禁区」ギターパートのコピーを聴く。 ( No.87 )
日時: 2021/05/24 12:47
名前: ギーガ
参照: https://www.youtube.com/watch?v=0oGSTbDr6NQ

ストリングスのかけあがり、コーラス、このギター。
歌謡曲してますね。

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